2006Korea

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 2月19日(日)

思う存分睡眠を満喫してしまった。
起きたら18時。昨夜打ち上げの時決めた「22日のライブの練習をみんな揃って毎日やる」時間である。(ほら、やはりいい話をしていたではないか。)

僕の部屋に集合してきたみんなに今日何をしていたのか聞いてみたら、泉ちゃんはマッサージに行き、安田君は街を散歩、タケシはノートブックを使って日本からの宿題の作曲仕事をしていたという。泉ちゃんは今回韓国に来る前から「汗蒸幕(ハンジュンマク)」という韓国ならではのエステに行こうとしっかり場所まで調べて臨んでいたが、「何か疲れそうだから」という理由で今日は普通のマッサージに行ったらしい。普通のマッサージだったら日本にもあるし、その「汗蒸幕」にしても「疲れそう」なのではエステやマッサージに分類されるものなのか甚だ疑問である。
本日純粋に韓国気分を満喫していたのは安田君のみ、ということになるが、僕もまた韓国の優しい空気に包まれながら大いなる眠りに就いていたのだから、これまた、純粋に韓国気分を満喫していた、ということになるかもしれない。いや、きっとそうだ。そうでも思わないと今日一日が何だったかひたすら悲しい気分になってしまう。

ライブ練習を終え、日本でいえば渋谷か新宿のような活気ある街、明洞(ミョンドン)へ夕食に向かう。今回のツアーでようやく韓国料理が食べられるのだ!
雰囲気も味も良さそうな店に入るなり、石焼きビビンバ、チヂミ、チゲ、トッポギと、片っ端から念願の韓国料理を注文する。そして何も言わなくてもキムチやカクテキ、その他おかずが乗った小皿が10種類近く勝手に出てくる。これは韓国で当たり前のシステムなのだそうだが、今回韓国初めての安田君はこれに大いに感動し、この小皿だけでご飯を注文できないものだろうかと考えたくらいだ。(現にこの三日後、実践したらしい。)
辛い刺激が脳天をつんざき、ニンニクの芳醇な匂いが食欲を止めどなく喚起させる。ああ、これぞ韓国!そしてどぶろくに似た洞洞酒(ドンドンジュ)、百歳酒を並々注いで乾杯!
ところで、実は最近は泉ちゃんよりもタケシの方がよく飲むのだ。しかも泉ちゃんはビール党だが、タケシは日本酒中心。しかもペースが速く間断なく、際限がない。時には前後不覚になるまで飲み続けているというから恐れ入る。あれだけ多忙な生活を送りながら、よく前後不覚になる時間をとれるものだと感心するが(自分で決めたスケジュールを確実に遂行するこの男のことだ、スケジュール帳に「2:00-4:00前後不覚」とあらかじめ予定を立てているに違いない。)、飲むと延々と喋り続け、キップのツアー同行初めての安田君はこれに大いに呆れ、この人はこのまま永久に喋り続けるのではないだろうかと考えたくらいだ。僕としても、このままではタケシは音楽界の赤塚不二夫的存在になるのではないかと心配である。せめてみのもんたで留めておいて欲しい。

店を出ると腹一杯だったがこの後屋台のオデン、スンデ(腸詰め)を食い、更にセブンイレブンで夜食も買った。まだ喋り足りなそうなタケシであったが、残念ながらホテルは各自個室。僕も泉ちゃんも安田君もまだまだ聞き足りないことはあったが、「お休み〜!」といって足早に各自の部屋へ入っていった。



メシ食い行こーぜー。後ろはソウルタワー。



「たニの辛炒め」「おニのみ焼き」
他にも「とラふの辛味あんかけ」が食べられます。


チシプ制で「コソパニヨソ」を呼ぶことも出来ますよ。



Free Dayにカンパイ!



どれも辛い料理です。



食いきった〜。



まだ食い足りないので


屋台のオデンとスンデを食う。
これもウマカッタ〜



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